プレッシャーとメンタルトレーニング

ゴルフや野球、テニスの試合などの場で「本来の力が発揮できず、やりたい事が何もできずに終わった」という事はよくあることですね。
その場が大きい大会になればなるほど、プレッシャーなどもあり練習では出来たことができなかったりします。
私もコンサートなどで、リハーサルではうまくいくものの、本番ではよく(100%?)失敗したりします。
ま、私の「ちぃ〜ちぃ〜ぱっぱ」のギター演奏の事はどうでもいいのですが…
こういった人前で何かを行なう機会がある人は必ずしも感じた事があるんではないでしょうか。
多少の緊張感というのも、ほんと多少であればいい刺激にもなるのでしょうけれど。

逆に「火事場の馬鹿力」という言葉もありますね。
練習では出来なかった事が、本番ではできるとか。
危機感や追い詰められた状態になると思いもかけない力がでてくるという状態。
普段は全力を出しているつもりでも、体はリミッターをかけているそうです。
全力といわれても70%くらいの筋力しか自分の意思では使えないようです。
それ以上を使おうとすると…関節や体全体に負担がかかるようで、脳から抑制されるそうです。
自分の身に危機が迫った時や攻撃された時などに身を守るために脳によりそのリミッターが外されるそうです。
これが自分の意思でできれば…ベンチプレスがもっと上がったり、マラソンの記録がよくなったりするんでしょうけれど。

以前、テレビ番組で握力計で握力を測るという事をやっていました。
最初は普通に握って測り、2回目は他の人に握った際に抵抗してもらう(逆に開くように引っ張る)すると握力の数値が上がりました。
これも「引き戻される」という対抗意識や危機感からだそうです。


スポーツの試合では、技術や体力、筋力も必要ですが、精神面の強化も大切な事。
「心・技・体」のバランスがうまくとれるトレーニングによりその質を高めます。

メンタルトレーニングとは、要はどのような状況下でも練習やトレーニングで培った技術や体力を出し切れるよう心理面から科学的にトレーニングすること。

スポーツ心理学の域のような難しいお話にもなってしまいますが、日本スポーツ心理学会さんではメンタルトレーニング指導者に関する資格制度も立ち上げられています。それほど今ではこのメンタルトレーニングは欠かすことのできない重要な要素となっています。
トップアスリートはルーティンとしているようです。

ですが、どうやってやればいいんでしょうね。
がんばっている試合中に「リラックスしろっ!」とかコーチや監督、周囲の人に言われても。。。
「どうやって?」とか
「黙ってろっ!」と逆切れしたりしてしまうかもしれません。
「リラックスしろっ!」と言われても「社交辞令?」と受け止めて聞き流してしまうという人もいるでしょうね。

プロのアスリートなんかは、ファンの方に罵声もきたりしますね。
もちろん、それは精神的にキツいのでしょうけれど、もし一般個人で多くの人の前で多くの人からそういう罵声を浴びたら…たまりませんね。きっと。。。
特にゴルファーの方はどういう精神力をしているんだろう。。。?
と思う時があります。
感情の育成もメンタルトレーンングのひとつとされています。

専門家にメンタルトレーニングの指導をしていただくと、高いでしょうね。
もちろん、専門家の方にご指導いただくのが一番の方法かと思いますが。

個人でひっそりメンタルトレーニングができる方法って…?
と、探していましたら、出版社の方からタイミングよくお話しをいただきました。

残像メンタルトレーニング入門セミナー

〜残像カードで集中と平常心をコントロールする方法〜

高岸弘先生による平常心と集中力を持続させる60秒メンタルトレーニング方法。

残像によるメンタルトレーニングで、残像が脳のリラックスと集中状態を作るということから開発されたメンタルトレーニングだそうです。

こちらはトランプサイズのカードを使ったトレーニング方法で、残像体験をするだけで、リラックスと集中力をコントロールできるというトレーニング方法で、ソフトテニス日本代表チームのトレーニング方法としても採用されています。残像カードはソフトテニス日本代表チームのトレーノイング専用のものが使用されているようですが。
新聞とスポーツ新聞、ゴルフマガジンなど多くのメディアにも取り上げられているトレーニング方法。

この残像という経験が私にはないのですが、残像を見た時の脳波が集中やリラックスに効果的な波長なんだそうです。
ちょっと試しに、ホームページにある「リラックス」のトライアルカードの・(点)を20秒見つめ、目をつぶってみました。
うん、亀が優雅に泳いでる。。。(笑)


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